毎年秋分の日 (9月23日ころ) |
万燈会(まんとうえ)
生駒山の中腹にある宝山寺のお彼岸行事です。 宝山寺は湛海律師によって江戸時代中期に開かれた寺院で、生駒聖天とも呼ばれます。本尊は不動明王で、 鎮守神として大聖歓喜双身天(聖天)が祀られています。 毎年秋分の日に行われるお彼岸万燈会では、約1000基の行灯と1万個のろうそくに灯がともり幻想的な雰囲気に包まれます。当日は、16時ごろからろうそくに灯が入り、17時から練行法要が行われます。黄昏時で幽玄の世界へいざないます。近鉄線の生駒駅からケーブルカーに乗り換えて「宝山寺駅」で下車、そこから参道に沿って登ります。入口で、厄除けの襷(たすき)を渡されるので、それをかけてお参りします。 万燈会で使用されているカップローソクは、「上田技研産業株式会社」で販売しております。 |
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毎年12月1日 |
聖天厄除大根炊き (しょうてんやくよけだいこんだき) 大根は聖天さん好物です。大根は体内の毒を消すと古くから言われています。お下がりの大根を御神酒で炊き上げ特別に調合した味噌だれ「宝山寺みそ」で召し上がっていただき、体内のみならず精神的にも解毒していただく行事です。霊験あらたかな、聖天さんからのお下がりの大根を召し上がって頂き、よりいっそうのご縁を深めて頂こうとの思いから、宝山寺青年会が始めたのがこの行事です。 |
(不定期) |
獅子閣特別公開 (ししかくとくべつこうかい) 宮大工の吉村松太郎が設計し、明治17 年に落慶された擬洋風の迎賓館・獅子閣(重文)が特別公開されます。 ※重要文化財である迎賓館・獅子閣は、国の重要文化財です。木造の建物ですが見た目は洋風で、色ガラスを使った扉、らせん階段、柱やアーチの洋風の飾りなど、和と洋の特徴がうまく和合した県内でも数少ない本格的明治建築です。内部は年に数回公開されています。 |
毎年12月16日 | 大鳥居大注連縄奉納 (おおとりいおおしめなわほうのう) 大鳥居に掲げられた大注連縄は、大根炊き同様、宝山寺青年会が餅米の藁で作り奉納しています。12月16日は参拝者も参加し、法要後「六根清浄」のかけ声とともに鳥居に吊り上げられます。ひらひらと大鳥居の天辺から散華が舞い降りてきます。参拝の方は必ずこの大鳥居をくぐってお参り下さい。 |
所在地 | 〒630-0266 奈良県生駒市門前町1-1 宗教法人寳山寺 |
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拝観時間 | 4月~9月/8:00~16:30、10月~3月/8:00~16:00 拝観無料 境内には時間帯に関係なく入れます |
TEL/FAX | TEL 0743-73-2006 FAX 0743-74-0070 |
アクセス方法 | 【お車でお越しのお客さま】
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駐車場 | 2ヵ所有り(無料)第1駐車場(50台)、第2駐車場(250台) |
URL | https://www.hozanji.com |